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県高P連会長あいさつ

埼玉県高等学校PTA連合会会長 大山重憲

 ただ今、ご紹介賜りました平成26年度埼玉県高等学校PTA連合会会長、大山重憲と申します。

 本日、今年度の役員が皆様の御承認を賜りまして、県高P連は新しい体制の下にその活動の第一歩を踏み出すことができましたこと、心から感謝申し上げます。選出されました新役員は、その責任を全うする決意を新たに、一年間、最大限の努力をして参ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年度の役員の皆様、一年間お疲れ様でございました。とりわけ昨年度は、関東高P連大会が本県で開催され、関東各県からの参加者数は2689名を数え、大成功を収めることができました。これもひとえに、大会3年前から山田明美会長様、松本裕史会長様を始めとする役員皆様の周到なる準備と、熊谷哲郎会長様、東喜代雄会長様を中心とする実行委員会を組織しての本格的かつ入念なる準備、そしてまた、須田保元事務局長様、島崎富夫事務局長様を始めとする事務局の皆様の細やかなご指導の賜物であると、心から敬服致しております。本当に御苦労様でございました。

 さて、今年度の県高P連加盟校は169校に上り、各単位PTAはそれぞれ特徴ある活動を展開しながらも、同時にさまざまな課題も合わせ持っております。私自身、高P連の全国大会や関東大会、支部ごとに行われる県外研修での活動報告を拝聴し、役員皆様方の真剣に考え熱心に活動する様子を目の当たりにするたびに、大いに心を打たれ刺激を受け、我が活動を顧み、活動に生かすことができました。そして、各単位PTAがお互いに刺激し合い連携し合い、協力し合っていくことの大切さを身を以って実感いたしました。

 また、東日本大震災で被災された方々への支援や、昨年度県内を襲った竜巻による被害に対する支援、そして防災教育にも、全国的に積極的に取り組む高P連の活動の意義の大きさを改めて認識致したところでございます。

 所属高校のPTA活動では、保護者の皆様、教職員の方々のひたむきさや真剣さ、ご苦労の中にも楽しみや意義を見出しながら活動する姿に、感動させられておりました。それはとりもなおさず、我が子と、我が子が通う学校に対する愛情の故であることは言うまでもありません。そして、親としてできることは何か、何をすべきなのかを考え続けながら、伝統的な行事を踏襲し、また、新しい試みに挑戦しようとしたりしているのです。家庭内でも、我が子の教育に常に葛藤しながらも、答えの決して一つでない課題に向き合いながら、もがきながら、親が子供と学校に関わりを持つこと、持とうとすること自体が、教育効果の向上につながっているのだということを、学ばせて頂きました。「教育」という極めてデリケートで大きな世界にPTA活動を通して参加することができたことで、我が子に対しての親としての立ち位置を一つ確立できたことが、大変ありがたいことでありました。

 本年は本県高P連創立50周年に当たり、半世紀という歴史を刻む歴史的な一年でもあります。その歴史的な一年を迎えて私たちは、今ひとたび、PTAの理念、即ち「保護者と先生方とが共同して生徒の福祉向上と教育効果の向上に寄与する」ということに、すべての活動の目的があることを改めて確認し、また、会員皆様一人一人のご苦労の土台の上にPTAが成り立っているのだということを再確認して、より良い活動を展開してまいりたいと考えております。

 今年度も先輩会長様の路線を引き継ぎ、県高P連の培われた伝統を継承し、各単位PTA、各支部との連携を密にして、新役員皆様の御協力の下、会員皆様の御協力をも賜りまして、和やかで発展的な県高P連になりますよう、精一杯、努力してまいりたいと思います。

 結びに、皆様の所属高校PTA活動が益々活発に展開され、より良い学校建設に大きく貢献なされますことを心から御祈念申し上げながら、挨拶とさせて頂きます。

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