愛と知で結び合う心と心
第58回全国高P連大会 愛知大会

高P連副会長 原島正明(熊谷商業高校PTA会長)

さまざまな「絆」を考える愛知大会

【写真】原島正明氏 家族の絆、世界の絆など、さまざまな絆を考える愛知大会となりました。奥田瑛二氏は故郷との絆を語ってくれました。参加9,814名(埼玉514名)

 「絆」というメインテーマで始まった愛知大会。親子の絆、地域の絆、そして人間としての絆を今一度考えていこうと愛知県に結集した1万人の全国の仲間達。平成20年8月22日(金)、23日(土)、名古屋市の日本ガイシスポーツプラザをメイン会場、隣接の第二競技場をサブ会場として、リアルタイムで全国大会のファンファーレが鳴り響き愛知大会がスタートした。

 日本ガイシスポーツプラザ(主会場)に於いて定刻どおり第58回全国高P連大会愛知大会が始まった。愛知大会は「愛と知で結びあう心と心」愛知県に合致したサブテーマを立て、「絆」を強調している。大会実行委員会副委員長後藤博司氏より開式の辞が発せられ、実り多い大会になることを祈念された。

 引き続き大会開会宣言が愛知大会実行委員長関鋼太郎氏によって執り行われ、「ようこそ愛知へ、ようこそ歴史の故郷へ」と歓迎の意を述べられた。その中で「彩の国埼玉では子どもたちの健全育成のためにPTAは今、何をすべきかを熱心に討議されました。愛知大会では埼玉大会の熱き思いを受け継いで様々な絆を考えていきたい」と話された。

【写真】第58回全国高P連大会 愛知大会の様子 恒例になっている国歌斉唱が厳粛の内に行われ改めて全国の参加者の心が一つになったことを確信した。国歌斉唱の後、全高P連会長高橋正夫会長が式辞を述べられた。「文部科学省から委託された、世界の 親子の絆意識を特別第3分科会で討議し、愛知大会で参加者皆様で絆を考えていこう」と話された。また、高橋正夫会長はデジタルメディア社会における健全育成を推進していかなければならないと、直面する問題への取組の並々ならぬ決意を述べられた。

 来賓挨拶として文部科学副大臣山内俊夫氏は教育振興基本計画の策定を話され国の教育行政の確かな前進を図ることが大事と述べられた。そして愛知県知事の神田真秋氏はすべての源は人の育成にあると教育の大切さを語られた。多くの来賓を迎え華やかな壇上であった。

 開会式のあと表彰式が執り行われた。昨年度の埼玉大会の成功を讃える表彰があり、埼玉県PTA連合会の苦労が報われる一瞬であった。第57回全国大会開催県に対する特別感謝状受賞には山田明美会長が、また第57回全国大会開催県実行委員長に対する特別感謝状受賞には町田美喜雄前会長がそれぞれ壇上で全高P連高橋正夫会長より授与された。参加した埼玉団の皆様も晴れがましい気持ちで見守られたことと思われる。

 また今回文部科学省表彰として、優良PTA文部科学大臣表彰団体として県立川越高校が、そして文部科学省PTA活動振興功労者表彰は元埼高P連の會田皓章氏が授与され、長い間のPTA活動に貢献されたことが高く評価されたことは、埼高P連としても喜ばしいことであり敬意を表したい。

 滞りなく式典は進み、大会実行委員会副委員長後藤博司氏が閉式の辞を述べられた。

 大会を通じて次代を担う会員の皆様に「絆」とそれをつなぐ「継」を考える自分自身でした。

 (奥田瑛二氏の記事へ

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