支部だより
役員等研修会報告

東 支部長 不動岡高校PTA会長 柿沼 峡一

【写真】会津藩日新館 記念撮影
会津藩日新館 記念撮影

 九月二十五日、「パストラルかぞ」において、二〇〇名を超える役員等が結集し、研修会を開催しました。全体会は不動岡高校の地元、加須市在住で、全国骨髄バンク推進連絡協議会会長の大谷貴子氏に「泣いて笑ってボランティア珍道中」と題した講演。

 骨髄提供経験のある東部支部K高校のT教頭も参加し、二人の掛け合いもあって研修会後の懇親会まで、大いに盛り上がり、有意義な一日となりました。十月二十五日・二十六日には、満員乗車の大型バス二台で、福島県内に視察・研修に出かけました。

 メインの視察地は二か所。

 「会津藩校『日新館』」では幕末の混沌のなかで、日本の将来を夢に描いていたであろう教育現場跡に佇み、また「いわき明星大学」では、最新鋭システムを駆使した現代の教育現場を見学。時代の移ろいの裏側で、教育の精神が脈々と受け継がれていることを感じた視察でした。一年間の各行事にご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

西 支部長 坂戸西高校PTA会長 石井 寛

【写真】役員等研修会
役員等研修会
【写真】シンポジウム
シンポジウム

 西部支部では、支部総会、役員会の他、年二回の役員等研修を開催しました。十月十四日、坂戸文化会館に於いて二三〇名の参加のもと研修会等を開催しました。開会式に続きテレビアニメに、CM等に曲を提供しているジュレップス(白梅学園、所沢西、坂戸西高校出身者四名で構成)坂戸西前校長の高木静夫先生のコーディネートで「高校時代の進路選択について」をテーマにシンポジウムとミニコンサートを行いました。

 午後は四分科会に分かれ狭山緑陽・所沢西・川越初雁・所沢・川越工業・越生・川越・坂戸西各校より研究発表が行われ充実した研修となりました。十月二十五日・二十六日には役員等県外研修としてバス五台(二〇四名)で静岡県に出かけました。

 一日目は車中で参加全校の活動報告を行い、その後は柿田川親水公園、韮山反射炉を見学、二日目は早朝からカーフェリーで移動し東海大学海洋学部を視察、二日間の研修で参加者が情報交換など親睦を深めることができました。一年間に亘り行事にご協力を頂きました支部役員、各校の皆さまに感謝を申し上げます

南 支部長 市立川口高校PTA会長 小川 英次

【写真】長野県立屋代高校
長野県立屋代高校
【写真】役員等研修会
役員等研修会

 役員等県外研修を昨年十月十八〜十九日に信州長野で開催。四二校、二二〇名参加の大盛況となりました。

 一日目、地場産業の醸造企業を査察後、長野県下屈指の伝統ある進学校「屋代高校(理数系を中心に抜群に進学実績を誇る)」を見学しました。

 活発な藩活動と学習方針「文武両道」の実績は師弟同行の思いを強く感じました。

 二日目は、時代と地域貢献に応える「松本大学」キャンパスを見学しました。

 車中では、バス幹事校(川口地区一二校)の進行により参加校の情報交換を行う。役員等研修会を十一月二十日、川口市民ホールにて開催。

 福島大学教授の白石豊氏をお迎えして「本番に強くなる−プレッシャーとどう戦うか−」という演題でご講演を頂きました。強くなるには、言葉の力が大きいこと、個の力を引き出す能力がコーチングであるなど多くの示唆に富んだお話を頂きました。

 参加者一七八名の皆さんラッキーでしたね。二大事業をとおして南支部の連帯感が深まったのではないかと感じました。人と人との出会い、触れ合いに感謝。各単Pの皆さんご協力ありがとうございました。

北 支部長 鴻巣高校PTA会長 野口 俊

【写真】役員等研修会
役員等研修会

 今年度新たな試みとして北部支部は役員等研修旅行とし二回に分けて行ってきた研修を一回に凝縮して行いました。

 十月十八日、十九日の両日、一四〇名の参加にて、一日目は、研修色を強め、千葉の行元寺にて市原住職による欄間彫刻の講演(講話)を頂きました。またホテル三日月にて四部門四校によるテーマ毎の研究発表を行いました。各校の発表はいずれも事前の研究の成果を発揮され、かなりレベルの高い研究発表となったようです。各校の子どもたちに対する情熱は、図り知れない熱意として感じ取れ、大変に意義深いように思われました。二日目は、旅行色を深めながら、神奈川大学の見学と、大学の今年度の進学の傾向をDVDを交え説明していただきました。今回の1回に凝縮での研修の試みは、各支部注目を集めておりましたが、時代の流れと共にこのような事業の精選も可能なことを実証した研修だと思っております。関係校、また、PTA役員の方々に、心より感謝申しあげます。

前のページへ 「埼玉県高P連だより」Topページへ 次のページへ