単P紹介

伝統と高雅な品格
春日部女子高等学校PTA会長 永田裕夫

【写真】PTA主催のスポーツ大会
PTA主催のスポーツ大会

 本校は明治四十年に、粕壁町立実科女学校として全国で三番目という歴史的意義を担って開校致しました。

 昭和五年には埼玉県に移管され、埼玉県立粕壁高等女学校と名前を改め、戦前から戦後にかけての激動の時代を経て、昭和二十三年新教育制度のもと、埼玉県立春日部女子高等学校となり、本年創立百周年を迎える事になりました。

 本校の校章は「向日葵」。生徒達は「ヒマワリ娘」、明るく元気で素直な子ども達です。春女の約束は、「春女は何事にも全力を投球します」を念頭に生活しております。

 本校には普通科と外国語科があります。普通科八クラス、外国語科一クラス、一学年三二〇名の中から、各学年共に三〇名程の保護者に協力を得てPTA・後援会を組織しております。組織は本部役員と専門部(広報部・指導部・研修部・学年部)で構成されPTA活動を運営しています。

 本部役員にはPTA会長と副会長六名、後援会長と副会長六名、PTA・後援会が協力しあって取り組んでいます。

 「広報部」は平成十九年に「春女高PTAだより」百号を発行し現在も年二回の編集発行しております。

 「指導部」は保護者を対象に大学見学会の開催(本年度は法政大学・日本大学の二校にバス二台を用意し五十七名の参加者で実施)、進路後援会の企画運営を行っております。

 また持久走大会での安全指導やゴールでの飲み物(バザー収益金での差し入れ)を配布等で協力を願っております。

 「研修部」は保護者対象に教養文化講座・研修旅行の企画運営を行い、保護者同士の親睦に貢献しております。今回の教養文化講座の、木目込パッチワーク講習会を開催しました。

 「学年部」は懇談会や体育祭の受付、文化祭でのバザーや卒業を祝う会の企画・運営をして頂いております。

 今年度本部会では、学校と保護者の親睦を図り気軽に学校に足を運んで貰えるよう、初の試みとしてPTA会員の軽スポーツ大会を企画しました。校長・教頭・教職員・保護者混成のチーム対抗戦で本校の体育館は熱気が溢れ、特に保護者は久しぶりのスポーツで汗をかき満足な様子でした。また本校ではPTA・後援会共に年間予算を立てていますが事前に予算を立てられていない突然の出費に対応するために、春女のシンボル「ひまわり」にちなんで名づけられた「ひまわり基金」を設け部活の関東・全国大会出場等の派遣費用や国際教育(ディベート世界大会参加費用・渡航費用等)の補助等に対応しています。基金は、バザー等の事業収益の受け皿にもなり生徒達へ有効に還元される仕組みになっております。

 これからも、学校・後援会・地域と連携し、開かれた春女PTAをさらに活発にしていきたいと思います。

前のページへ 「埼玉県高P連だより」Topページへ 次のページへ