専門委員長抱負を語る

高校教育とPTA 草加南高校PTA会長 中野浩

【写真】中野浩氏  平成22年度“高校教育とPTA”の委員長を務めさせて頂く事となりました。

 子供も高校生になると、ついほったらかしになりがちですが、ある意味一番、親が影になり日向となり関わっていかなくてはいけない年代と常日頃から感じております。そう言う感覚からすると、やはりPTAの重要さを痛感せずにはいられない状況ではないかと思っております。

 又、子供達との関わりがどうしても間接的になるので、どうやったらサポートしてあげられるのか。子供達の為に何をしてあげれば良いのかを考えながら、良い意味での人生の先輩として関わっていけたら良いと思っております。

 1年間、大変微力ではありますが少しでもお役に立てたらと存じます。どうぞ宜しくお願い致します。

進路指導 市立川越高校PTA会長 栗原晋

【写真】栗原晋氏  平成22年度進路指導専門委員長を仰せつかりました栗原です。自分は将来何をやりたいのか?どんな職業に就きたいのか?ただ漠然とした夢のようなもので良いと思いますが、それをなるべく早く持つことが大事で、そこから現実に照らし合せ、進学先選びや就職先選びなど具体的な作業に入ります。子供まかせにせず、家庭での話し合いや、学校との連携協力体制を築いてゆくことが重要だと思います。しかしここ数年続く景気低迷、経済不況等から相変わらず不安定で先行き不透明な社会情勢となっております。進路については、子供のみならず親御さんたちにとっても思い悩むところだと思います。そんな子供たちや保護者の方々を側面から支援し各委員校の皆様と協力しあいながら、参考となるような活動報告ができたらと思っております。1年間どうぞよろしくお願い致します。

生徒指導 市立県陽高校PTA会長 高山美宏

【写真】高山美宏氏  22年度生徒指導専門委員長を務める事となりました。改めて「生徒指導とは?」を考えるよい機会をいただいたと感じております。PTAとして出来る生徒指導は、時間も人員も限られております。質を高めていくためにはどうする事がよいかをこの機会に考えてみました。個人の活動としては普段から出来る事を積上げる、PTA団体の活動としては効率的に実施する事だと思いました。しかし、効率の良い事は必ずしも効果的であるとは限りません。自問自答の末の仮説ですが「PTA団体での活動は、効率的に効果のある事を実施する」です。至って当たり前な事ではありますが難しい事と思います。実践するためには、他校の事例を参考にして良い事例を取り入れていくこと、正に毎年実施している専門委員会研修会そのものだと思いました。本年度委員の皆様と昨年度に負けないよう実施してまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

家庭教育 皆野高校PTA会長 長島善江

【写真】長島善江氏   私、平成22年度家庭教育専門委員長を仰せつかりました長島善江と申します。あまりにも大役で不安が一杯ですが皆様のご協力を頂きながら少しでも充実した活動をしていきたいと思っております。

 さて、過日「関東高P連神奈川大会」に参加しました。分科会も「家庭教育とPTA」に参加し他校の取組を拝見して感じたことを書かせて頂きます。最近マスメディアをとおして子ども達の悲惨な事件が報道される度に「家庭教育」の在り方が語られます。その度に家庭での教育がそんなに複雑に難しいものになってしまっているのかと常々感じていました。今回神奈川大会で「お手伝い」について生徒と保護者のアンケート分析を中心とした発表を聞いて、「家庭教育」の原点は決して難しいことではなく「親子で一緒に何かを行うこと、一緒の時間を過ごすこと」であると感じました。子どもが高校生になると親子共々忙しくなりますが、夕食の片付け等少しでも時間を見つけて一緒に行う中でお互い成長していくものだと思いました。

 11月17日(水)には、熊谷市立文化センターにおいて研修会を予定しております。テーマは『学校と家庭が一体となったPTA活動』です。是非多くの皆様に参加していただき、多方面から意見の交換ができればと考えています。

定通教育 戸田翔陽高校PTA会長 中村原太

【写真】中村原太氏 平成22年度、定通教育専門委員会委員長を務めさせて頂きます。宜しくお願い申し上げます。

 さて、「働く青少年に高校教育を保障するとともに、多くの有為な人材を育成する」目的で発足した定通教育でございますが、急激な社会の変化の中で、現在は様々な年齢や家庭事情、意欲、関心・目的等多様な生徒達に人間形成の場として、生涯学習の場として、より望ましい自己形成と自己実現を図る営みを支援する役割へと変化しております。

 例えば、不登校経験のある生徒が自主的に入学し、生涯学習の視点に立ち新たな資格を取得したりしています。また、働きながら学ぶ生徒もいます。

 彼らは、高校生活において多種多様な経験を積み、また乗り越えて行きます。それは必ず、今後の長い人生において確かな糧になります。

 微力ではございますが、そんな子ども達を陰ながらサポートしていきたいと思っております。一年間、どうぞ宜しくお願い致します。

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