単P紹介

PTA活動の更なる充実を目指して
浦和北高等学校PTA会長 山本 光雄

【写真】山本光雄氏

 本校は創立34年目を迎え、平成8年度から全日制普通科高校で初めて単位制が導入され、学習システムに大きな特徴を持つ学校になっています。教室数や先生方の数が他の県立高校と比べて多く、豊富な選択科目が展開されています。これにより進路希望や興味関心に基づき、生徒一人ひとりが自分だけの時間割を作成することができます。その結果、一講座当たりの生徒数は、平均26人少人数授業で展開されています。生徒数は998名、一年次8学級、二年次9学級、三年次8学級の25学級です。進路は、ほとんどの生徒が進学希望で、現役合格を目指して頑張っています。また、部活動も活発で、部活加入率が85%を超えています。全国大会出場の弓道部、自転車部、演劇部の活躍をはじめ、多くの部が県大会に出場し活躍しています。

 さて、本校のPTAは、会長と7名の副会長、2名の監事、総務委員会、広報委員会、進路委員会、各年次委員会、エアコン委員会から構成されています。委員の人数は、各学級3人で、全体で75名を超える委員からなっており、父親の参加が多いのも特徴です。

 総務委員会は、各種研修会の開催や文化祭での出展の企画運営を行っています。広報委員会は、会報を年4回発行し、PTA活動や学校の教育活動の紹介を行っています。進路委員会は、進路講演会の開催と2回の進路ニュースの発行です。また、年次委員会は、年次PTAの企画と開催を主に行っています。エアコン委員会は、平成19年から普通教室に導入したエアコンの費用面での管理と計画を検討しています。

 主な活動内容といたしましては、PTA総会、年次PTA、進路講演会、県外研修会などの企画運営と、委員会紙や会報の発行を行っています。また、県、関東、全国の高P連の大会や、県や市のPTA対象の行事に多数の委員を積極的に派遣し、情報を広範に得るようにしています。学校公開などの学校行事へも協力参加しています。

 本校のPTAの活動は、どの事業も活発に運営されていますが、とくに文化祭(北高祭)への参加は、大変熱心に行い、毎年バザーの開催を成功させています。今年度は、バザーの売り上げを東日本大震災の義援金とさせていただく予定になっております。

 総務や広報および進路の各員会は、委員の積極的な姿勢と計画的な活動によって充実したものとなっています。昨年度から三年次委員会が中心になって、保護者による大学ツアーを企画・実施したように、今後は各年次委員会による新たな活動も検討していきたいと思います。

 今年度も、子どもたちの心豊かな成長を願いつつ、会員相互の連携を深めながらPTA活動に取り組み、浦和北高校PTAを更に充実させるため尽力したいと考えております。

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