絆求めて関東地区千葉大会

記念講演や分科会沸く



第58回関東地区連合会千葉大会は、7月6日千葉ポートアリーナに関東各県から2992人が参加して開かれました。大会のメインテーマは「〜絆〜深めよう地域で、学校で。」

 6日の全体会は開会式、表彰式、大会宣言に続いて記念講演がありました。演題は大会テーマを受けて「絆を求めて〜宇宙飛行士からのメッセージ〜」講師は千葉県松戸市出身の宇宙飛行士山崎直子さん。氏は少女時代に松戸市のプラネタリウムに足しげく通い、アニメの宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999に魅せられて宇宙に興味をもったことや宇宙開発事業団に入社して、日本、米国、ロシアで様々の訓練を受け2010年スペースシャトル「ディスカバリー」で日本人2人目の女性飛行士として15日間の宇宙滞在を果たした思い出や感動を語られました。

 なお開会式に先立ち県立成田国際高校筝曲部の演奏がありました。

 2日目は、5つの分科会。それぞれ2つの提案に基づいて真剣な協議が続きました。

 埼玉県の提案は「家庭教育とPTA」で、幸手商業高校PTA・後援会顧問の上野律さん。昨年度「彩の国教育ふれあい賞」を受賞した報告とともに、家庭の教育力を高めるためのPTA活動について紹介提案されました。

 その内容は
(1)進学マネープランについての講義
(2)調理師さんを囲んでの食育シンポジウム
(3)芸術家やタレントを招いての公演
(4)商学部のある大学見学
(5)リース作りやフラワーアレンジメント教室
(6)学校医を招いての健康についての講義
など、どれも興味深い活動でした。

 最後に同校が目指す
(1)夢を語る学校
(2)感謝を学ぶ学校
(3)使命感をもって巣立つ学校
という3つの目標を、学校・生徒・保護者が共有することが大切であり、そこから多様な意識の変化や効果がもたらされていると発表されました。

 なおこの千葉大会には埼玉県から568人が参加しました。

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