単P紹介

市内ただ1つの高校としてのPTA活動
北本高校PTA会長 松村友希子

1、はじめに

 本校は1975年(昭和50年)に開校し、今年で38年目を迎え、約1万人の卒業生を社会に送り出しています。生徒数は約700名であり、1年生は8クラス、2年生は7クラス、3年生は6クラスです。1、2年では少人数制を採っていて、生徒一人一人に目が届くようにと工夫が凝らされています。学校周辺には緑が多く、自然環境にも恵まれています。生徒の約7割が進学希望で、約3割が就職希望です。進学希望の半数は大学・短大へ、半数が専門学校へ進学しています。

 また、北本市ロータリークラブ主催の青春メッセージには、生徒会の生徒やPTA役員が参加し、積極的に地域社会にも貢献しています。

 本校の目指す学校像は、「生徒・保護者・地域からの期待に応え、生徒の力を伸ばす学校」であり、理想に少しでも近づけるべく、地域の小中学校・地域機関との連携を取り合って積極的にPTA活動を行っています。

2、PTA活動について

 本校の、PTAの組織は、会長と副会長、監事、各支部長、各種専門委員会と後援会の組織で成り立っています。

 次に、年間を通じての主な活動について紹介したいと思います。まず、5月には各支部総会とPTA総会が、本校の視聴覚教室にて盛大に開催され、新旧役員の交代が行われました。6月には、進路見学会を行いました。保護者がより進路を身近にとらえる事のできる良い機会です。今年は立正大学(熊谷校舎)と県内の中央高技専に行って来ました。参加者は29名で各校の先生方から学校の特色を始めとする丁寧な説明をしていただくなどとても有意義な見学会であったと参加者からの声をお聞きしました。また、北高の未来を創る会(学校評価懇話会)に参加し、活発な意見交流が行われました。7月には期末考査の最終日に登校指導を行いました。また、21日(土)には支部合同夏季懇談会が行われ、保護者から子どもの学習や生活面を始めとする質問が出されるなど活発な意見交換が行われました。

象山記念館入り口付近

4校親善バレーボール大会(優勝)

 昨年度の9月の文化祭で、PTAでは、校内でバザーを行いました。例年の恒例行事ですが、売上金は東日本大震災の募金とさせていただきました。また、「Pプロジェクト」が昨年立ち上げられ、家庭科被服実習におけるボランティア活動に携わることで教育活動を支援しました。

 10月1日(土)には日帰りで、長野方面へ研修旅行に行ってきました。主な見学場所は、無言館、象山地下壕、真田宝物館でした。書物から得られる知識とは違う、自分の目で歴史的遺産を直に確認することの大切さを学んだ1日でしたとの参加者からの感想が多くありました。

 さらに、11月には、4校親善(鴻巣、鴻巣女子、吹上秋桜、本校)スポーツ大会が本校を会場に盛大に行われ参加者は皆、童心に返って真剣にソフトバレー大会に参加していました。特に、この行事には積極的に取り組んでおり、校内のPTAだけでなく、他校との交流も深まり、この地域におけるPTA活動の特徴的な活動と言えると思います。本年度も、前例の行事を参考にして、積極的なPTA活動を行っていきたいと考えます。

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