輝く高校生

ひとり一人が輝く宝石に!
南稜高バトントワリング部 Twinkle Gem 鉢嶺 愛優

 私たち、部員44名は、顧問の先生四人のほか、外部コーチからのご指導のもと、日々活動しています。普段は柔軟、筋トレ、バレエレッスンをはじめとする基礎練習を中心に大会に向け練習を重ねています。


2012年3月にアメリカ カリフォルニア州アーバインで
行われた世界大会で3位入賞

 一昨年(2011年)のマーチングバンド・バトントワリング大会では、ポンポン編成の部で、全国3位に入賞しました。

 そしてその年のミスダンスドリル大会では、初めて全国1位を獲得して、世界大会への切符を手にすることができました。また、すべての部門の中から、最も正確な演技をしたチームだけに贈られるBest Overall Precision賞をいただくこともできました。

 昨年のミスダンスドリル大会でも連続して優勝しました。しかし、ここに至るまでの道のりはとても厳しいものでした。

 私たちはたった三分の演技を披露するために何ヶ月もかけて一つの演技を完成させます。大会で行う演技は外部コーチからのレッスンを受け、オーディションを行い、選ばれた生徒のみ出場することができます。練習は厳しく、自分たちの納得のいく演技ができなくて悔しい思いをしたり、怒られたりすることは少なくありませんでした。ときには生徒同士で意見が食い違うこともありました。

 しかし、辛い練習を乗り越え、仲間同士助け合い、意見を言い合って解決していくことで絆も深まり。良いチームを作ることができ、素晴らしい結果を残すことができたのだと思います。ここまで夢中になって頑張ってこられたのは、応援し支えてくださった先生、両親、友達がいたからです。

 昨年3月にアメリカで行われた世界大会では、初出場で3位という成績を残すことができました。また、大会以外に現地の高校を訪問し、お土産を交換したり、ダンスや食事を楽しみ、交流を深めました。ショッピングにも行きました。またカリフォルニアのディズニーランドにも行き、ディズニークリニックと呼ばれる、ディズニーのダンサーによるダンスのレッスンにも参加しました。文化の違いや言語の違いに触れるなど、貴重な経験をするとともに、楽しい一時を過ごしました。


前島教育長を表敬訪問

 「元気・やる気・笑顔・感謝・We are No.1」これは、私たちが大会の前や、皆で心を一つにしたいときに円陣で掛け合う言葉です。私はこの六つの言葉を常に意識し日々の練習に取り組み、達成できるように心がけてきました。

 三年生はもう引退しましたが、後輩たちにもこの言葉が、心の支えになり、奮い立たせてくれる言葉であって欲しいと願っています。

 後輩たちはまた今年の4月に世界大会に出場することが決まりました。Twinkle Gemというチーム名は、輝く宝石という意味です。世界大会では輝く宝石として、ひとり一人がキラキラとした笑顔、自信に満ち溢れた態度で堂々と演技してきて欲しいと思います。

 これからもバトントワリング部Twinkle Gemの活躍を期待し皆様に少しでも応援していただければ幸いです。

 Go! Twinkle Gem!!

(バトントワリング部 前部長・三年)

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