単P紹介

自主自律の精神そのままに活動はいつも盛況
川越女子高

一 はじめに

 川越女子高校は明治38年に川越町立高等女学校として誕生してから107年目を迎えています。明治四四年に県立に移管されてからでも102年になります。本校はその伝統に立って「自主自律の精神」のもと、社会に貢献する人材の育成を目指し「学力の向上」と「人格の陶冶」を教育活動の柱としています。生徒もその精神さながらに学業や部活動、諸行事に真剣に取り組み実績を上げています。

二 本校のPTA組織と活動

 組織はまず会長と教職員二名を加えた計10名の副会長による本部と、総務、文化教養、進路、広報の四専門委員会と監査から構成されています。各クラスから選出された理事は、この四つの委員会のいずれかに属してそれぞれの活動を担っています。

 さて本校では隔週土曜日に公開授業を実施しています。各委員会が交代で受付をしたり公開が円滑に進むように協力しています。クラス懇談会ではクラス選出の理事がHR担任と話し合いながらリードします。

 総務委員会が主催する研修旅行は9月28日に実施、一橋大学では教授の概要説明の後四班に分かれて卒業生による学内ツアー。バスは東京農工大に立ち寄り、それから津田塾大に到着しました。説明、質疑応答の後キャンパスツアーをしました。

 進路委員会は学校の進路指導部と連携して年5回、保護者の勉強会をしました。本年度は進路指導主事の講演の他にこの春卒業した国公立大と私立大の学生四名を迎え、受験体験談を聞きました。大変参考になったと感想が寄せられました。

 文化教養委員会では七月に声楽家を招いて七夕コンサート、11月には川越散策をして街の歴史や文化を満喫しました。どちらも大勢の保護者の参加がありました。

 広報委員会は年に三回「かわじょ」を発行します。前号で113号を重ねています。

 今年から2月に行われるロードレース大会の補助役を、PTAとしてお手伝いさせていただきます。

三 おわりに

 本校にはPTAのほかに後援会、体育文化振興会、空調設備等運用委員会があります。それぞれの立場で学校の活動を支援しています。さらに同窓会も学校を支える大きな組織です。それぞれは密接に連携しながら学校の充実発展に寄与しています。秋の紫苑祭には8,000人から9,000人の参観者が集まります。生徒のパワーを生かすPTAでありたいと念願しています。今後とも川女が一層発展するよう努力していきたいと考えています。

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