平成25年度県高P連定期総会開かれる




東 新県連会長あいさつ

埼玉大会シンボルマーク入賞生徒の表彰

 平成25年度の定期総会が、6月14日午後一時から埼玉会館大ホールで開かれました。参加は県立高校PTA関係者488人でした。

 まず熊谷哲郎県高P連会長が開会の挨拶の中で、昨年度、全国で起こったいじめに起因する自殺に触れ、このような痛ましい問題の解決に向けては、保護者力を養うことが必要であり、PTAの役割が一層重要であることを強調されました。

 次に、来賓の挨拶があり、県教育局県立学校部部長の春山賢男氏が、今年度も引き続き学力向上に力を入れていくこと、子供たちの自転車による加害事故への注意喚起についてお話されました。続いて、県高等学校安全振興会理事長の松本裕史氏は、県高P連への参加をやめた学校を引き合いに、全国規模の組織だからこそ文部科学省へ子供たちの問題解決の要望を実現することができると、連合会加入の意義を改めてお話されました。また、高等学校長協会会長の細田宏氏は「啐啄同時そったくどうじ」という言葉を紹介されました。ひなが殻をこつこつとつつく(啐という)音を聞いて、親鳥は外から殻をこつこつとつつく(啄という)ことでひなは殻を破って誕生するように、保護者や教師は常に子供を見守り、子供が成長する好機を見逃さないことの重要性についてお話しされました。

 来賓紹介では、前述の春山氏、松本氏、細田氏の他に家庭地域連携課長の及川孝之氏と同課主任社会教育主事の八木原利幸氏のご紹介がありました。

 その後、議長に三井昌美氏を選び、議事に入りました。平成24年度の事業と決算、監査の報告があり原案通り承認されました。続いて25年度の役員改選、事業計画、予算案などが諮られましたが、全員異議なく承認されました。

 また今年度は、会則の変更について、「連合会会長の選出は、その生徒が卒業後一年に限り選出することができる」、また、全国高P連会費の値上げに伴い、「本会会費を生徒一人当たり全日制は30円、定時制・特別支援学校は5円値上げし、それぞれ130円と20円とする」との二点が提案され承認されました。

 議事終了後、36名に感謝状が、532名に表彰状がそれぞれ贈呈されました。また、埼玉大会のシンボルマーク入賞者7名が表彰されました。

 総会終了後の研究協議会については、今年は間近に迫った関東高P連埼玉大会の準備のため、研究発表は紙上発表となりました。

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