県高P連会長あいさつ

東 喜代雄

 凡そ不似合いの私が会長を務めています。今年は7月に関東高P連埼玉大会があったので、それまでは前任の皆さんが職責を果たしてくださいました。

 私はいま会長職の仕事量の多さと内容の深さに驚いています。当連合会と関東・全国高P連の年間計画の遂行は当然としても生徒の安全に関わる事業、公私立高校間の諸協議、女子中高生の理科離れへの対応の評価委員、「未来を担う青少年の主張」の審査、優秀な教員の表彰制度、その他防犯、交通安全、啓蒙活動などとても全部は紹介できませんが、責任の重い仕事が続きます。

 考えてみると、これらは県、県教委、文科省当局が埼玉県下の保護者・地域人・職業人の代表として本連合会の存在を重要視してくださっている証拠だと思います。連合会50年の知見と実績が高く評価されているのです。私は畏れつつ誠意と熱意を持って関わっています。

 PTAは文字でいえば「協」と「研」で表現できるように思います。大切なことは、家庭、学校、地域が知恵や行動力を結集し、互いに「研ぎ合う」努力を重ねることです。研がないことにはどんな名刀も単なる鉄片に過ぎないからです。私はここで出会った大勢の仲間に心から感謝しています。

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