平成26年度県高P連定期総会開かれる

会場の様子
会場の様子
東喜代雄会長のあいさつ
東喜代雄会長のあいさつ
感謝状・表彰状贈呈
感謝状・表彰状贈呈

 平成26年度の定期総会が、6月18日午後1時から埼玉会館大ホールで開かれました。参加者は県公立高等学校PTA関係者501名でした。

 始めに、東喜代雄 県高P連会長が開会の挨拶に立ち、会長としてほとんどの会合に出席したが、その数の多さに驚くと共に熱心さに感動したこと、竜巻被害に係る義援金募集に多くの会員の皆さんの協力があったことへの感謝が述べられました。竜巻被害の見舞金給付で37校を訪問し、被害に遭った親子から謝意を受けたことの紹介もありました。

 次に、来賓の挨拶があり、県教育局県立学校部長の春山賢男氏が、家庭と学校の連携並びに県の教育施策についてお話されました。続いて、県高等学校安全振興会理事長の松本裕史氏から、高等学校等の生徒の安全と健康増進を目指して設立された、一般財団法人埼玉県高等学校安全振興会が果たしている役割についてお話しいただきました。また、県高等学校長協会会長の細田宏氏は、山本五十六の名言「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」を紹介し、昨今の教育事情について話されました。

 来賓紹介では、ご挨拶をいただいた春山氏、松本氏、細田氏の他に、家庭地域連携課長の田柳宏氏、同課主任社会教育主事の八木原利幸氏のご紹介がありました。

 その後、前半議長に川口青陵高校の中山晃氏を選出し、議事に入りました。平成25年度の事業と決算、監査の報告があり原案通り承認されました。続いて、第59回関東地区高等学校PTA連合会埼玉大会と竜巻被害に係る義援金募集及び見舞金支給についての報告がありました。次いで役員改選があり、平成26年度の県高P連会長に県立浦和第一女子高校の大山重憲氏が選任されました。大山会長は就任挨拶の中で、「県高P連創立50周年の節目の年に当たり、PTAの理念である保護者と先生方が共同して生徒の福祉と教育効果の向上に寄与していくことを再確認したい」と述べられました。その後、県立小川高校の山崎宏志氏を議長に、平成26年度事業計画案と予算案が諮られ、原案通り承認されました。

 なお、本年度予算案は、全国高P連会費の負担増に伴う県高P連会費の値上げ(昨年の定期総会で承認済み)に基づいたものとなっています。

 議事終了後、感謝状・表彰状の贈呈が行われ総会は無事閉会となりました。

 本年は、埼玉県高等学校PTA連合会創立50周年の記念の年であり、総会終了後に記念式典と記念特別企画が行われました。そのため、県高P連研究協議会は紙上発表となりました。大宮西高、坂戸高、熊谷商高、春日部女子高、川越工業高定の各PTAの皆様には素晴らしい発表をいただき、ありがとうございました。

県高P連会長あいさつ

大山 新県高P連会長のあいさつ
大山 新県高P連会長のあいさつ

大山 重憲

 今年度の県高P連加盟校は、全体で169校に上り、各単位PTAは、それぞれ特徴ある活動を活発に展開しております。私自身、高P連の全国大会や関東大会、県外研修での活動報告を拝聴し、役員皆様方の真剣に考え熱心に活動する様子を目の当たりにするたびに、大いに心を打たれ刺激を受け、自らの活動に生かしてまいりました。そして、各単位PTAが互いに刺激し合い連携し合い、協力し合っていくことの大切さを実感いたしました。

 活動を推進する原動力は我が子と学校に対する愛情の故であることは論を待ちません。そして、親としてできることは何か、何をすべきなのかを考え続けながら、伝統的な行事を踏襲し、また、新しい試みに挑戦しようとしているのです。家庭内でも、我が子の教育に常に葛藤しながらも答えの決して一つでない課題に向き合いながら、もがきながらも、親が子供と学校に関わりを持つこと、持とうとすること自体が、教育効果の向上につながっているのだということを学ばせて頂きました。

 今後も皆様の所属高校PTA活動が益々活発に展開され、より良い学校建設に大きく貢献なされますことを心からお祈り申し上げます。

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