茨城県立高萩清松高校は学校再編により平成18年に誕生した総合学科の高校です。高校紹介のためマスコットキャラクターとして考案されたのが「赤松ぼっくりのすけ」です。最初はイラストでしたが、PTAから着ぐるみを作ろうという話が出て1昨年2月ゆるキャラが誕生しました。発表会場にも登場し盛大な拍手を浴びていました。校外にも進出し生徒募集にも大活躍しています。
千葉県立佐原白楊高校は100年を超える伝統校ですが、平成15年に単位制高校として再出発しました。PTA活動が活発に行われ、特に厚生委員会を中心に「親から子へ、子から親へのメッセージ」と題して親子メッセージを行っています。「素っ気ない態度でも優しい気持ち伝わっているよ」「毎朝早起きして弁当作ってくれてありがとう」等のメッセージが紹介されていました。これらのメッセージは文化祭で展示されるそうです。
提案者は埼玉県立鴻巣女子高校と伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校の2校でした。
鴻巣女子高校の進路講演会では、「女性が主体的に幸せを得ることが必要」という内容で、労働講話では正社員とアルバイトの違いについて生徒に考えさせたとのことです。進路見学会ではPTA進路委員会が進路担当の先生を交えて見学先を計画しています。
また、四葉学園は6年間を見通したキャリア教育を進めています。1、2年生は「グローバル体験」、「社会人への取材」、3、4年生は「企業訪問」や「大学突撃取材」、5、6年生は「グローバルリーダー研修」などを行います。また、「社会人への取材」では、様々な職業の社会人30人を招きますが、その一部は保護者が協力しているとのことです。
最後に、鴻巣女子高校へは、「女子力」を活かし、生徒に目的意識をもたせている。また四葉学園には、若いうちに挑戦させる指導が効果をあげているという指導助言がありました。
第三分科会は、協議題「生徒指導とPTA」のもと行われました。
まず、栃木県立真岡北陵高校から「基本的生活習慣の向上と達成感を高めるPTA活動」というテーマで発表がありました。
真岡北陵では、PTAが協力して、朝の立哨指導、交通安全街頭指導、夏休み校外指導などを実施することで、「年々生徒たちの生活態度や服装も良くなっている」など、「一定の成果」が上がっているとのことでした。
次に、埼玉県立浦和西高校からは「〜親と教師がともに手をたずさえ、対話と共感で生徒を支える活動〜」というテーマで発表がありました。
浦和西では、PTA活動を生徒の「S」を入れた「PTSA」活動として考え、「生徒に寄り添い、共に何かを感じ捉えていくこと」を目指しているとのことでした。こうした方針のもと、「西高を語る会」・「生徒会訪問」・「合同読書会」などを生徒と共に行っているそうです。
両校の発表後に、研究協議と指導助言が行われ、PTAが組織的に生徒の育成に関わることの大切さを実感することができました。
「山はあっても山梨県」こんな挨拶から巨摩高校の発表が始まった。
Proxy keep Alive=Options, Load Balancing=世代、三世代で同高卒という家庭も多いようで、更に同級生同士の結婚が多い!というのは今の日本にとても貢献している学校と言えるでしょう。
年2回の生徒、保護者、教師(管理職を除く)の座談会がある。先の座談会はスマホについていけない親世代と、ツールとしては手放せない生徒。
結果、子どもと無暗に対立したり、放置や無関心はいけない。学校と保護者が同じ目線に立ち、指導し、守る。私は愛情の反対は無関心だと思った。
次に「そーだ。学校へ行こう」〜土曜日に青春するオトナたち〜なんと魅力的な発表テーマ!と思った、神奈川県立神奈川総合高校の発表。
PTAをパートナーズと称して活動。「ベンチな人々、着物文化、HPfamily」など親が面白く喜んで学校へ行く11団体がある。総会出席者は198名(驚)。当日は生徒の活動報告も兼ねている。要は、意外と親は行動したいと思っている人が多く、たまたま活動場所が学校であった−親子共通の話題があり、親も第二の高校生活を楽しめる、今後の新しい形があるそんな学校だ。
◎ 内容 スマホの問題は心の問題
◎ 家庭でのルール作りが必要。
そのためにも子供と話す機会を作ったり、親が見本をみせたりすることが重要である。
◎ 親に愛されている子供は安心できる。やはり、心の問題を考えることが大切である。
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