埼玉県高等学校PTA連合会 50年の節目を迎えて

県立秩父高校 PTA会長 上條 真由美

 埼玉県高等学校PTA連合会(以下、埼高P連)が発足して50年という節目を迎えた今年、6月18日に埼玉会館で創立50周年記念式典が挙行されました。

創立50周年 記念式典

記念式典の様子

塩川修副知事
塩川修副知事
東喜代雄会長
東喜代雄会長

 式典は定期総会の後、430名余りのPTA・学校関係者が参加する中で、盛大に執り行われました。

 まず、主催者を代表して創立50周年記念行事実行委員長である第28代埼高P連会長東喜代雄氏が挨拶されました。東氏は「50年という節目は、100年に向けてのさらなる第一歩である。社会環境も変わって行き、学校もどんどん変化して行く。保護者も学校と一緒に力を合わせて、一歩一歩大事に進んで行きたい。」と熱く語っておられました。

 次に、来賓の皆様から祝辞がありました。最初に県副知事の塩川氏が祝意を表された後、上田清司県知事のメッセージを代読されました。知事は「昭和39年の東京オリンピックの年に発足したPTA連合会は、生徒急増期やその後の生徒減への対応など、激動する時代の中で教育課題に積極的に取り組まれ、高等学校教育に大きく貢献してこられました。このことに敬意を表します。確かな学力の育成と非行防止など、着実に成果を上げています。すべての人が持てる能力を存分に発揮し、チャンス溢れる社会をつくることが、県の目指す将来像です。その為にも『努力すれば必ず夢は実現できる』ということを、子ども達に教えていくことが重要です。」と埼高P連への感謝と今後への期待を述べられました。

 続いて、埼玉県議会副議長加藤裕康氏、埼玉県教育委員会教育長関根郁夫氏、全国高等学校PTA連合会専務理事金井修氏、及び埼玉県高等学校長協会会長細田宏氏の各氏が祝辞を述べられました。

 その後、来賓紹介と埼高P連歴代会長及び歴代事務局長の紹介があり、参加者代表挨拶へと移りました。挨拶には、総会において平成26年度埼高P連会長に就任された大山重憲氏が立たれました。大山氏は、これまで埼高P連に携わってこられた関係各位への謝意を述べられた後、「生きるということについて親と子が本音で語り合うことが今こそ強く求められています。高校3年間は、いわば人生の激動期にあります。PTA活動を通じて、子どもと学校と地域とが連携していく意義は大きく、埼高P連の新たな歴史の創造と高等学校教育の振興発展に向けて大いに寄与していく所存です。」と力強く語られました。

 最後に、「閉式のことば」が述べられ、約1時間にわたる記念式典は盛会のうちに終了いたしました。

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