今年度の東部支部役員等研修会は、九月二十六日に久喜総合文化会館で開催しました。全体会での講演会では、前埼玉県教育委員会委員長の松居和先生に「子育てが育む絆(学校教育と家庭教育の役割)」と言う演題で、それぞれの教育の必要性や大切さを様々な事例を織り込みながら聴く者の心に残る講演でした。その後、四つの分科会に分かれ、各発表校の意欲的な取り組みを聴くことが出来ました。
また、県外研修は、十月二十三日・二十四日と新潟方面へ行ってきました。春日部駅西口を出発し、車中にて研修が始まり、弥彦神社、宝山酒造と回り宿舎へ。教育懇談会では、新たな交流と情報交換の場となりました。
翌日は、車内研修を行いながら長岡技術科学大学へ。全体の説明の後、五つのグループに分かれ、大学構内視察をしました。それぞれの分野別に学生の方から説明を受け、最先端技術の研究や、企業との共同開発などを見聞することが出来ました。
二回の研修で、多くの方と知り合うことが出来、様々な情報を交換する機会を得ることが出来たことと思います。これらを糧にして、各単位PTA、そして東部支部がより良い組織になっていく事と思います。
今回の研修にご尽力を頂いた役員の皆様、そして参加頂いた皆様に感謝申し上げ報告とさせて頂きます。
我々の世代、非常に強かったV9巨人軍。その巨人のV10を阻止した中日のセンタープレーヤーとして活躍した谷沢健一氏を招いて、九月二十七日、所沢中央公民館にて研修Iを開催しました。
通常の講演会とは違い、聞く側との近い距離を保ちながらのキャッチボール形式。野球の話もとより、リーダーとして指導者としての興味深い話に,和やかな雰囲気での会となりました。その後、二部として各会場に分かれて四分科会を行いました。
また、千葉・神奈川方面への県外研修ということで、十月二十三日、二十四日に開催しました。初日は車内研修の後、鴨川シーワールドを訪れ、全員揃って白イルカのショーを見た中で、大きな海の中で外敵から身を守るため、仲間たちと様々な形でコミュニケーションを取っているイルカたちを見ていると、我々言葉を持った人間は「どうなの?」と考えさせられる研修になったと思います。翌二日目には関東学院大学を視察し、専門学校なみに細分化した現在の大学を肌で感じることができました。
改めて、御理解、御協力、御参加いただいた西部支部の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
南部支部は、十月十六日から十七日にかけて役員等県外研修会を実施しました。総勢二百五十名弱という大勢の会員の皆様のご参加をいただきました。
六台のバスは,一路山梨県に向かい、山梨県立甲府第一高校を見学しました。同校では伝統校の持つ悩みや校風を学ばせていただきました。昼食後は宿泊のホテルに直行し,すぐに研究協議会を行いました。これは南部支部では今回から初めての試みで、県外研修会の日程の中に研究協議会を組み込むことになりました。協議会では大宮工業高校、市立川口高校、浦和南高校、上尾橘高校それぞれ専門委員会の皆様に発表をしていただきました。各校の研究内容はどれも素晴らしく、参加者全員の感動を誘いました。発表校の皆様には、本当に感謝しております。夜の懇親会では、多くの学校の方々が南支部らしさを存分に発揮していただき,大盛況の宴となりました。
翌日は山梨県立大学を訪問し、校内を案内していただきました。その後、昼食を兼ねた勝沼ワイナリー工場を見学しました。試飲会場でほんのり赤くなった会員の皆様の素敵な笑顔が印象に残りました。
この役員等県外研修会ではご参加いただいた皆様のご協力により、会員相互の親睦が深まるとともに、見識が高まったことを嬉しく思います。
最後にバス幹事校の皆様を始めご協力、ご参加いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。
今年度の北部支部役員等研修会は、昨年同様一泊二日というスケジュールにて、十月二十三・二十四日に二十四校百四十五名の参加者で長野県上諏訪温泉にて開催いたしました。
初日は、ホテルに到着後、昼食をとり諏訪湖を散策、その後、専門委員会研修会に入り、本年度発表校である本庄北高・秩父高・児玉白楊高・皆野高の四校による研究発表を行いました。地域によって、また、各学校の特色や事情により様々な取組みを行っていることを知り、消化事業になりがちな活動に参考になることや考えさせられることがたくさんありました。研修後はゆったりと温泉に入りくつろぎ、懇親会では各々の学校のカラーを垣間見ることができ、親睦を深めることができました。
二日目は、下社諏訪秋宮を見学、その後、信州大学を同学卒の職員に様々な観点から具体的な説明を頂きながら視察し、その後、国宝指定の松本城を見学しました。
参加していただいた皆様、運営にご尽力をいただいた役員の皆様、二日間にわたり有意義な研修会が出来たことに感謝いたします。誠にありがとうございました。