高P連東部支部では、10月25日(日)・26日(月)の1泊2日、福島県母畑温泉「八幡屋」に、36校143名が参加して役員等県外研修を実施しました。
初日は、まずバス内研修で、それぞれのPTA活動について発表資料(しおり)をもとに情報交換を行いました。ホテルに到着後、すぐに研究協議会を実施しました。4つの専門委員会から1校ずつパワーポイントを用いて発表し、活発に意見交換が行われました。2日目は、アクアマリンふくしまで震災ガイダンスを聞き、東日本大震災の惨状と復興の取組を知ることができました。
東部支部は、昨年度まで研修会と研修旅行を別日に実施しておりましたが、今年度から他支部に倣って旅行と研修会を一本化することに致しました。初めてのことでしたが会長校である本校と県外研修幹事校の越ケ谷高校が連携して企画・運営をすすめ、内容の濃い研修旅行にすることができました。参加校のアンケートからは、「楽しく情報交換ができた。他校のユニークな実践やアイディアを学校に持ち帰って紹介したい。」といった声が多く寄せられました。ご協力ありがとうございました。
西部支部は「がんばっぺ!福島」復興応援を念頭に、10月18日・19日の2日間、42校193名で福島県・会津方面に行ってきました。
初日は、バス内で各校がPTA活動を発表し合い、その後、福島県立安積高校を訪問し、国重要文化財の安積歴史博物館(旧福島県尋常中学校本館)講堂で、震災当時の話を拝聴しました。校舎は、震災後に多額の寄付で修復されたようで、震災の甚大さが推測できました。改めて、お見舞い申し上げたいと思います。
その後、芦ノ牧温泉のホテルで研究協議会を行い、川越西高校、和光国際高校、市立川越高校、飯能高校の4校が発表しました。大変参考になる発表でした。
2日目は、会津大学を視察しました。大学では、最先端のコンピュータ教育や教員の4割が外国人で占めるなどグローバル社会に対応した教育が行われていました。その後、會津藩校日新館を見学し、天文台や水練用の池があるなど教育の質の高さを実感しました。また、「什の掟」の教えのいくつかは現代の教育にも通用すると感心しました。昼食を世界のガラス館でとり、土産の“爆買い”をして、復興応援もしました。
二日間有意義な研修ができ、参加者、役員の皆様のご協力に心から感謝を申し上げます。
10月18日(日)〜19日(月)の1泊2日で県外研修会を実施し、233名が参加されました。
1日目は2コースに分かれて、千葉県総合教育センターと千葉県西部防災センターを訪問しました。教育センターでは科学作品展が開催されており、数多くの科学作品や科学論文が展示されていました。当日は、小学生や中学生によるプレゼンテーションや大学生による作品解説もありました。防災センターでは班ごとに風速30m/秒の風や煙の中を避難する方法を学ぶなどの体験をして改めて防災・減災について考えるきっかけとなりました。
研究協議会では県立川口北高校、県立大宮光陵高校、県立上尾南高校、県立いずみ高校の発表がありました。
それぞれの学校のPTA活動が活発で充実している様子がよく分かりました。
2日目は神奈川大学を訪問し、学生の皆さんに学内を案内していただきました。移動のバス内では、各学校のPTA活動を紹介し合い、2日間を通して大変有意義な研修会となりました。
秋晴れの素晴らしい好天の下、今年度の県外研修は10月18日(日)〜19日(月)の二日間にわたり地域活性化が進む現地産業の視察をテーマに、諏訪・松本・八ヶ岳方面の工場や商業地を訪ねました。
1日目は事故渋滞に巻き込まれて午前中は十分な時間が確保できない見学となりましたが、午後の研修会は予定どおりに4つの専門委員会からの発表がありました。いずれの発表校も見やすい資料とパワーポイントを使った熱の入った発表で、多くの質問が寄せられた学校もあり、時間を忘れさせる程の内容の濃い研修会となりました。
2日目は環境に配慮した最先端技術を駆使する大手企業のジュース生産工場の見学と、山梨県の広域活性化計画により観光産業を向上させた各施設を訪問しました。
盛りだくさんの研修内容で時間に追われる慌ただしさはありましたが、美ヶ原温泉と八ヶ岳や南・北アルプス山脈の秋深まる山並みに身も心も癒やされ、そしてなによりも北部支部各高校間の懇親がより一層深まったと確信しております。このたびの研修会により各校のPTA活動がさらなる発展をされることと期待します。