私は、女子バスケットボール部に所属し、顧問の先生の指導のもと、部員13名で関東・インターハイ出場を目指し日々練習に励んでいます。
本校女子バスケットボール部は、過去、インターハイ6回、ウィンターカップ3回、関東大会20回出場と輝かしい成績を残している伝統ある部活動です。そんな部活動で、3年生が引退した現在、私はキャプテンに任命されました。大きな不安の中での新チームのスタートでしたが、顧問の先生や部員に支えられ、徐々にチームらしくなってきたなと実感できるようになってきました。まだまだ目指している所までは達していませんが、私は部活動を通して二つの大切な事を学ばせてもらいました。
一つ目は、「コミュニケーションを取ること」の大切さです。バスケットボールはチームスポーツです。全員で協力し、コミュニケーションを取らないと練習も試合もうまくできないし、勝つこともできません。また、部員をまとめる時も同じです。悪い雰囲気になった時、必ずと言っていいほどコミュニケーション不足が原因で、意思疎通ができてなくバラバラになっています。こうしたことから、自分の考えや思っていることを相手にきちんと伝える力、相手の考えや思っていることを聞いて理解する力の大切さを、部活動を通して学ぶことができました。
二つ目は、「感謝の気持ちを持つこと」の大切さです。
顧問の先生からは、礼儀、挨拶など人間としての基本的な部分の大切さと同時に、周りの人への感謝の気持ちの大切さを学ばせてもらっています。苦しい時や悩んだりしている時も、周りの人たちの支えがあったからこそ乗り越えることができました。そして、私自身がここまで成長できたのは、家族、部員、先生方や周りの人たちがいたからであることに気づきました。これからも感謝の気持ちを忘れないように過ごしていきたいと思います。
最後に、伝統ある児玉高校女子バスケットボール部のキャプテンとして、この二つのことを心に刻み、部員全員がプレーヤーそして人間として成長できるように頑張っていこうと思います。